ハンテールできよらかなもり突破

地を這わせるいと鮮やかな牙。

 

以下、雑記。

 

〜17F サクラビスの双子。だが、天才的な妹と異なりこちらは凡才。序盤はサクラビスと同じ成長率。晩熟のお供であるはらぺこリボンと『やつあたり』を入手できたため、辛うじて敵を倒して進めた。12Fではみとおしメガネとあしらいスカーフの三種の神器を2つ入手。才のかわりに運で泳いでいく。『かみつく』を多重習得し、エアームド狩り終了時点でLv13。

 

18F〜50F Lv15になると、凶悪技『いやなおと』を覚えられる。妹の『こうそくいどう』には劣るが、技としての性能はトップクラス。だが、ここが彼女のピークである。妹はグングン成長するのに対し、一気に鈍化。こちらは一撃で倒せなくなる敵が多いが、敵の一撃は重くなる。せっかく入手できたふっかつのタネは、ケンタロスの『つのでつく』の後に毒ダメージですぐに失うというゴミプレイも喫し、経験値稼ぎも捗らず。

40Fを過ぎた辺りで、ようやくれんけつばこを入手し、『いやなおと』+『かみつく』、『かみつく』+『やつあたり』に。『かみつく』はこの時代は特殊なのだが、手数・経験値を増やす作戦。ピーピーマックスは大漁。

 

51F〜79F マルマインゾーンでは経験値を稼ぎ、Lv17→19。妹だったら『みずのはどう』取得できるLv22まで容易に届くが、そこまでが遠すぎる。*1しあわせのタネが全然拾えないのも厳しい。プレミではらぺこリボンを失いつつも、60F付近で深層用にぼうぎょスカーフやふみんスコープを入手できたため、即降り開始。『いやなおと』に連結していた『かみつく』を忘れて『メロメロ』にする。

 

80F〜 開幕はふみんスコープがあり、アイテムも揃っているのだが、その反動かやたらとマップ階段運が悪く敵の処理に手こずった。自分の管理不足が問題なのだが(下記画像)、たくさんあった飛び道具やピピマはほぼ使い切ったものの、無駄が多く全体的にアイテムの取捨選択が下手だった。

変に吝嗇するとこうなる

『みずのはどう』まであと少しなのも惜しいというか何というか。

 

まだからをやぶれていない深海魚。妹の影がちらつき、優雅なプレイができなかったと思う。ポケモンポケモン。比較せずに自分にしかできない泳ぎをするのは難しい。上を見過ぎていると首が痛くなる。魚に首はないけれども。

 

 

*1:覚える技と必要経験値の参考表:序盤終了から雲泥の差

Lv サクラビス ハンテール
8 ねんりき かみつく
2,860
15 こうそくいどう いやなおと
10,400
22 みずのはどう
22,600 84,400

サクラビスできよらかなもり突破

血に染まってもなお美しい鱗。

以下、雑記。

 

〜17F 特殊な成長軸を持つCランクのウルトラC。序盤が技がないのと成長が遅いのでかなり辛い。極力トゲピーやピッピ、ハネッコといった害悪は無視し、マイナンといった倒しやすいポケモンを『わるあがき』で倒す。『やつあたり』があれば心配ないのだが、エアームド階層前にみとおしメガネが入手できたおかげでなんとか生き延びられた。それと『どくどく』を拾ったが、覚えた瞬間に技減りの罠でなくなった。

 

18F〜50F 『サイコキネシス』や『れいとうビーム』、『メロメロ』といった有用なわざマシンを拾うが、Lv15で習得する『こうそくいどう』を覚えられれば無用。ワープスカーフも拾えたが、全然使わなかった。この段階でもまだまだ成長速度は衰えないため、『うずしお』と『ねんりき』の連結で敵を沈めていく。アイテム欄の圧迫(特にしあわせのタネ)が酷いため、オレンのみやしばりだまなどはどうせまた拾えるだろと思い、捨てて稼ぎゾーンへ突入。

 

51F〜79F マルマインゾーンで経験値を稼ぎ、『みずのはどう』を取得。タイプ一致+混乱追加効果とこれも使いやすくて強い。遠距離技のため『こうそくいどう』と相性も良い。成長速度は鈍化するが、道中しあわせのタネをかなりパクパクし、深層前でLv32。かなり強い。

 

80F〜 怪しかったら思考停止の『こうそくいどう』で楽ちん。序盤でふっかつのタネを購入できていたこともあり、精神的にも万全。

 

86F 階段部屋がモンスターハウスも、みがわりだまと『こうそくいどう』でスルー。

89F 酷すぎる開幕。ここはしばりだまを使用。

 

案外、防御面は固くはないが、Lv補正含めると強力なステータス。

 

ここまで極端なのも珍しい。『ねんりき』を覚えられるLv8まで上げるのが難易度のピークのため、圧迫解消も兼ねてしあわせのタネは序盤に使っても良かった。その後は『こうそくいどう』を覚えられれば世界が変わる。さらに『みずのはどう』と、強くなるポイントもたくさんある。使っていてかなり面白かった。

序盤辛い+『こうそくいどう』+水路移動可のCランクとプテラと共通点が多い気がするが、とっつきやすさはこちらの方が上。プテラはやや上級者向けだと思うが、こちらは初心者にこそ使って稼ぎや倍速時行動・アイテム管理など色々試してほしい。

ペルシアンできよらかなもり突破

表の顔は銀行員、裏の顔は悪の秘書。

 

以下、雑記。

 

〜17F 能力・技ともに高水準で序盤から強い。欲をいえば進化前と違って特性が〚ものひろい〛ではないのと、この時代はまだ〚テクニシャン〛が実装されていないのが惜しい。覚えられた『どろぼう』と『わるあがき』を使いながらエアームドを狩り、Lv9。低層でふみんスコープが1ポケ足りず泣く泣く購入できなかったが、その後ふっかつのタネが購入できたので満足。

 

18F〜44F 技が連結できなかったため、若干物臭かった。〚じゅうなん〛は便利だが、毒を解除する小技が使えないのが地味に痛い。ただ、『あなをほる』や『やつあたり』、更にはみとおしメガネと着実に物資を強化できた。

 

45F〜53F 45Fでやっとれんけつばこ入手。『かみつく』は怯みが便利だがタイプ不一致のため、『ひっかく』と『やつあたり』を連結することに。マルマインゾーンまではさっさと降りて、経験値稼ぎ。ここで麻痺しないのは助かる。格闘兄弟はタイプ相性不利だが、連結技で先手必勝。Lv19まで上げて、溜め込んでいたしあわせのタネをペロっとし、Lv23。『かみつく』は忘れて専用技の『ネコにこばん』習得。

 

54F〜79F 能力はすでに完成しているため、ほぼ即降り。『ネコにこばん』はポケを必ず落とす副次効果があるからか、命中率がほんの少し不安定なのが気になったため、『かみつく』は残しても良かったか?

 

80F〜 ここまで育ってれば余裕。ちなみに、この時点でもLvが上がれば能力値の伸びは衰えないため、巡回しても案外黒字になる可能性がある。お金はたくさんあるので期待したが、お土産屋がなかったのは残念。最後は開幕モンスターハウスだったため、ふらふらだまで逃げた。

 

最初から最後まで安定感があり好印象。本来ネコのため、ライバル?のネズミより高いランクなのも納得。痺れないし。

中盤〜後半はどうしてもポケが余りがちになるため、もし早い段階から『ネコにこばん』が使えていたら、更に楽しくなったとも思う。お金を稼ぐのは甘くない。この世界だと泥棒が当然のように横行しているから感覚が麻痺するけども。

ギャロップできよらかなもり突破

風にたなびく炎が美しい駿馬。

 

以下、雑記。

 

〜17F 能力値やタイプなど、総合的に見てなかなかのポテンシャル。この付近は良くも悪くも通常運転で攻略。エアームド階層では、Lv9まで経験値を稼ぐ。また、ワープスカーフを入手。

 

18F〜50F 体力は高いが、防御の柔らかさが目立ってくる。幸い拾えた2個のはらぺこリボンを使って進む。『ひのこ』と『たいあたり』を連結。途中モンスターハウス遭遇。ポワルンがいたため、殲滅しようと思ったら、はらぺこリボンを確認ミスで失う。40F台では、技を使わないと苦戦するため、『メロメロ』を覚えさせる。その後店でふみんスコープと『やつあたり』購入。Lv14で『ひのこ』を再度習得した際、『たいあたり』を忘れて、『やつあたり』と連結。『かえんほうしゃ』も拾えたが保持。

 

51F〜79F マルマインゾーンではLv18まで経験値稼ぎ。〚もらいび〛持ちのウインディが面倒だが、こちらも〚もらいび〛のため、逆に燃料源にもなる。その後も基本は巡回。65F〜70Fはワープスカーフで即降り。地道に敵を倒すが、読みが外れてピーピーマックスが不足したため、苦しかった。『やつあたり』を再び拾えたため、最終的には2連結。

また、しあわせのタネが敵のギャロップに食われ、冒険を通して拾えず。またまたログ確認のプレミではらぺこリボンを失ったり、下記のようなゴミプレイもあった。

モンハウから逃げた後、アンコールされていたのを忘れ危うく死にかける

80F〜 ワープスカーフで即降り。ふみんスコープもあるためパラセクトはそこまで怖くない。お世話になった『ひのこ』は消して『かえんほうしゃ』にグレードアップ。

ピーピーマックスはなくなったが、厄介な開幕はなく、95Fからはたんち・ひかりのたまをふんだんに使用して安全に突破完了。

 

完全に胡座をかいていたプレイである。結果クリアはしたものの、道中荒い行動が多く、大事故になってもおかしくない場面がいくつかあった。特に、モンスターハウス遭遇の際のはらぺこリボンの消失率が酷すぎる。アチャモなどの時もそうだが、ほのおタイプBランクぐらいのそこそこ強いであろうポケモンだと強引になりがちなのを反省。ダンジョンもだろうでの行動は良くない。

 

総合的な性能としては、生態同様乗りこなすのが難しいポケモン。力を引き出せるのはプレイヤーの手綱の引きがかかっているかもしれない。

きよらかなもり(初代)☆ランク解説

初代きよらかなもりにおいて、殿堂入りの評価を得ている☆ランクの3体。その圧倒的な性能はwikiなどでたくさん紹介されていますが、自分自身も遊んでみて語りたくなったため、独断と偏見で解説します。

 

ポケモンの情報を簡易的にまとめた表は下記を参照。*1*2

 

それでは、早速解説していきます。

 

 

☆ランク 1体目 ホウエン守銭奴 てんちょう

強い。他の追随を許さない、成長率と技の豊富さで最強と名高い一体。なんなら深層までは適当に冒険していてもなんとかなる。とはいえ、経験値稼ぎを意識して行わない場合、『いやなおと』取得ができないほどのステータスだと、終盤はガチれない可能性があるので過信は禁物。このポケモンの最大の魅力は正面から四天王を叩き潰せる戦闘力のため、積極的に狩りをしたほうが楽しめると思う。

単純に能力値がズバ抜けており、タイプは平均、特性は若干デメリット要素があり、移動タイプも通常ということで、基本的なきよらかなもり攻略の指標、お手本になるのも良い。勧誘することが最大の難関なのだが、こんなに強いやつが簡単に仲間になってしまっても味気ないので、案外良いバランスかもしれない。

その勧誘に関してだが、事前準備が大変なものの、こいつらは無限に湧いてくるため、確率ほど辛くはない印象。次回作の探検隊では店主として更に強化されているが、「うんめいのとう」*3ではステータスが最弱と、ポケダンを語るにおいて隠せない存在。

 

 

☆ランク 2体目 ジョウトの韋駄天 ボス

カクレオンが純粋なファイター型だとしたら、こいつはイメージ通りの搦手も得意なアサシン型。やや晩熟のため初動が若干遅いが、『いやなおと』の防御減退、『ちょうおんぱ』での撹乱、回復も兼ね備える『きゅうけつ』と多彩な技を駆使すれば安定感に欠くことはない。また、HPの伸びは凄まじく、カクレオンを凌駕する。守備面ではカクレオンには勝てないが、移動タイプが空中で水路移動できるのと、毒状態にならないことから、後半逃げに回っても強い。

異世界の迷宮」*4に代表されるように、稼げるところは稼いで、終盤は逃げるというゲームバランスが、ローグライクの本流であるといえるので、変則型のようで、実は最も忠実だといえる。

上記の点や比較的仲間にしやすいように、総合的な部分を考慮すればカクレオンより親しみやすいと考える人も多い、珠玉のコウモリ。

 

 

☆ランク 3体目 カントーの天才 パスカル

初期ステータスが異常なのは一目瞭然。だが、成長に関してはまったく期待できないため、前者2体とは完全に使用感が異なる。やや強引に分類すれば、『テレポート』の魔法で逃げながら進むビショップ型といったところか。少し慣れは必要だが、その反則的なステータスからLvを上げずとも深層までは労せず到達できる。深層はエスパータイプが仇となることもあり、ダメージが一気に跳ね上がるため、それまでの道具を活用しつつ、即降りになるだろう。

前回の記事で挑戦・記述したように、経験値を稼ぐ必要がないのは裏返せばプレイに時間がかからないということでもあるため、何かとコスパタイパと雁字搦めな現代人には適している。

ふこうのタネやかんつうだまといった比較的レアなアイテムを持ち帰り狙いで探索するのにも長けた、名実ともに最高の救助隊。

 

 

総括として、どのポケモンも強くて楽しい。きよらかなもりは初代ゆえに大味なバランスだが、大味ゆえにこれら☆ランクだと無双感でプレイできるのはよい。「とぐろ島の真髄」*5もそういう意味では似ているため、この機会にプレイしてみるとまた違った良さに出会えると思うので興味ある方は是非。

また、何か不足や不備等あればコメントで教えてください。

 

 

 

ここからは少し脱線。

ポケダン新作を待ち望んでいる人も多いと思いますが、この「きよらかなもり」と「うんめいのとう」が遊び尽くせないほど一生遊べるので、正直自分は別に出なくても良いと思っています。最新のハードで、新しいポケモンやタイプ・技などで仕様変更した要素で、プレイしたいという気持ちはなくはないですが、ともだちエリアなんて手間のかかるものの復刻はなさそうだし。新しい観点でいったらレジェンズシリーズは素直に面白そうだしね。ただ、シレンの最新作が出たこともあり、ローグライクというジャンルが時代に埋もれずに何かしらの形で続いていってくれればいいなと、そんなことまで考えてしまいました。

 

また、気づいたらポケモンSVだとこの☆ランク3体、全員リストラされているのが悲しい。ズバットやケーシィなんてシナリオ中嫌というほど見たのに…。(カクレオンはこちらの世界で暴れすぎなので同情の余地はない)

 

*1:①の可愛らしいドット絵は「転寝みるく様」(転寝みるく(こもりみるく)🥛-ドット絵とイラスト二足の草鞋の絵描キスト)のイラストを使用させていただきました

*2:③のステータスは左からHP-こうげき-ぼうぎょ-とくこう-とくぼう

*3:ポケダン最高傑作の地位が揺るぎない空の探検隊のもっと不思議。バランスが洗練された到達点

*4:トルネコの大冒険3のきよらかなもりポジション。数多ある所謂もっと不思議の中で最難関とされる芸術。このダンジョンをベースにマイルドにしたのが何を隠そうきよらかなもりとされる

*5:ローグライク最新作風来のシレン6のもっと不思議